ジュールは、表記の仕方が統一されていないので、誤解している人が多いと思います。
また、非公表のメーカーの方が多く完全な比較ができません。
正しい比較の仕方と、何が脱毛効果に影響を与えるのか簡単に解説してます。
ジュール数イコール脱毛効果ではない
エネルギー量の単位ジュール
「驚愕の○○J(ジュール)!!」
と、声高らかにアピールする脱毛器もありますが注意が必要です。
J=ジュールとは:「1㎠あたりのエネルギー量」
表記に注意
「j/㎠」で表記しているメーカーと、照射面積×J/㎠の「総ジュール数」で表記している会社があります。
具体例で見てみましょう
以下の左と右の脱毛器、どっちがジュール数は多いでしょう?
- 左の脱毛器は「23J」と表記
ですが照射面積は4.1㎠なので1㎠あたりに直すと5.6/㎠です。 - 右の脱毛器は「7.5J/㎠」と表記
ちなみに照射面積は8.1㎠と大きめです。
単位を「/㎠」に合わせて比較すると、
左の脱毛器は「5.6J/㎠」
右の脱毛器は「7.5J/㎠」
なので、右の脱毛器の方がパワーが上。
騙されないよう気をつけましょう。
脱毛は量より質
そして、ジュールはあくまで、
- カロリーと同じであくまで、量を表す単位
であって、脱毛効果を表す単位ではありません。
そして、いくらジュール数が高くても、そもそも家庭用電圧は100Vと上限があります。
熱量が多ければ、熱エネルギーによるダメージ(毛根へ)を与えることは出来ますが、肌を痛めてしまいます。
脱毛は熱量より、光の質(波長)の方が大事です。
というか、脱毛効果=波長です。
脱毛効果は波長の長さ
分かりやすくレーザー脱毛の例です↓↓
- 波長が短いと浅く届く
例えば産毛やシミ - 波長が長いと深く届く
例えばヒゲやVIO
ちなみに、波長とエネルギー量は反比例。
波長が短いほどエネルギー量が高くなります。
脱毛のメカニズム
脱毛の原理、メカニズムを知っておくと、脱毛器、サロン脱毛、脱毛クリニック選びにも役に立つので、ご一読ください。
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